犯人に告ぐのボサノヴァのレビュー・感想・評価

トヨエツかっけー、って事で全て良し。
何気なくHuluで見た少し古い映画だったが、思わぬ拾い物だった。井川遥との共演も、半分青くてドキッ。

ただ、日本のハードボイルドもの、特に警察小説ものは、ウェットな組織論ネタに終始するので、ちょっとイライラしてしまう。世のオジさんは、こういうの好きだからなぁ。

結果として、最初の手紙は誰が出したか、あたりのどうでも良いモタモタが、折角のスピーディな展開の足を引っ張っているように思えた。相棒役を好演した笹野高史に、もう1エピソードあっても良かったのでは？