マーフィー

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒のマーフィーのレビュー・感想・評価

4.2
2023/04/02鑑賞。

「アフター・リュミエール in 十三 vol. 7 ピアノ伴奏でみるサイレント映画-」にて。


「無差別連続求婚魔(無表情)」狂い過ぎ。
開始早々からノーチャンス。

花嫁縦断から逃げるシーンや、転がる石を避けまくる、木に飛び移る、木ごとなぎ倒されるなどなど、
今観ても凄すぎるアクションシーンが満載。

いいをじゅんこさんがインタビューで語ってた通り、
音がついてたらコメディとなり得ないようなものすごいアクション。

アクション以外の部分でも、移動せずに車での移動を表現する部分や、無数にある小ボケの面白さなど、観てて飽きない。
物語も単純明快で面白い。

今回楽士をされていた鳥飼りょうさんによると、バスター・キートンの中でも当時の事情でハロルド・ロイドっぽい作品らしいので、
キートンの他の作品も観てみようかなと思った。
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