インドのスラム街で育った青年がクイズ番組で次々に正解に辿り着く、その裏の人生に迫ったダニー・ボイル監督作品。
現在公開中の『イエスタデイ』前にダニー・ボイル監督作品を観直そうと思いチョイス。数年ぶりに2度目の鑑賞。
前回観たの相当前だけど覚えてるシーンが多くて、かなり印象に残ってたんだなぁと再認識。普通の人が経験しようがないことを経験してきたからこそ難問を正解できる、その脚本や、現在と過去を行き来する演出のテンポの良さはかなりハイセンスだと思う。少しご都合主義というか、粗さも目立つは目立つけど。
それと同時にどこまで本当かわからないけどインドのスラム街の悲惨な状況を訴えるメッセージ性もあってなかなか重い。特に盲目の歌手の話は目も耳も疑う。
お兄ちゃん、最後あれでよかった。
