フェノミナンの一人旅のレビュー・感想・評価

観たあと優しい気持ちになれる・・・そんな映画。突如天才になり、さらには念力まで使えるようになってしまった男ジョージ(ジョン・トラヴォルタ)のお話。突然人が変わってしまったジョージを気味悪がる住人たち。でもジョージ自身は以前と変わらず、困っている人を助けずにはいられない心優しい人。そして周囲の偏見と好奇の眼差しが次第にジョージを追い詰めていく。ジョージの主治医に扮したロバート・デュヴァルの貫録の演技が素晴らしい。ジョージへの度重なる批判に耐えきれず、バーで客に怒りを露わにするシーンは特に上手い。