前作を観たので、
こちらも久々に鑑賞。
前作よりも本作を見返した機会が多く、
憶えている部分も多かった。
ホラー映画のシチュエーション
としては、
前作よりも本作の方が好みで、
様様な点でパワーアップした続編
だと思う。
前作のラストから始まり、
主人公ローリーとマイケルの一旦の
結末が描かれている作品ではある。
そういった内容である為、
前作からの解答的な作品になっている
と言ってもいいだろう。
マイケルの凶行描写は前作よりも
増えており、そういった点でも続編
としての作り込みが感じられた。
真夜中の病院という閉鎖的空間で
殺人鬼が乗り込んでくるという
絶望的な状況が、
個人的に好きな部分である。
しかし、理由なき殺人鬼だった
マイケルに殺人の動機が設定された点、
登場人物の愚行が前作よりも目立つ点、
マイケルと誤認された一般人が不純
だったりする等、
物語を広げた結果の残念な部分が
無い訳ではない。
前作を楽しめたのなら、
本作も充分に楽しめる作品だと思う。
現行(2018年版)のシリーズでは
なかった事になっている続編だが、
前作のジョン・カーペンター監督も
脚本に加わっている作品ではある為、
一概にはね除けて良い作品
ではないと思う。
