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交渉人 真下正義のterusukのネタバレレビュー・内容・結末

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます


スピンオフ作品らしい作品といえる。
本来、物足りないものなのが、スピンオフなのだ。
それは、脇役として作られた役を主役にするから無理が出てくる。
そのためにも新たに役を、特に脇役を作り直さないといけない。
それで出てきたのが小泉孝太郎とかで、全く役立たずである。

あと、このシリーズの特徴のオマージュです。
オープニングは「交渉人」のオマージュ。
このやり方だとニヤリとしてしまう、いいやり方だと思う。

そして、テーマの交渉人だが、あまり効果的には思えない。
普通のサスペンスアクションと考えるべき作品になっている。
したがって、本作は通常の「踊る大捜査線」の続編と考えていいと思う。
交渉には決して重点を置かれていない。
これは作家陣が意図的だったのか不作為だったかどうなんだろうか。
意図的だとしたら、観客を舐めてるとも考えられる。
或いは、ファンの期待に応えた作品とも考えられる。

総じて普通の映画。
シリーズのファンには喜べるネタが詰まっている作品。
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