しゅう

細い目のしゅうのレビュー・感想・評価

細い目(2004年製作の映画)
3.8
字幕版を鑑賞。

全体的に台湾の恋愛映画の様な感触なのは、題材故の狙った作りなのか。

偽ディカプリオをケチョンケチョンにやり込める、オーキッドの愛らしさと格好良さ最高。

対して、二人の少女の心を手酷く傷付けたジェイソンが、それでも自分を運命の相手だと言い張る含羞の無さにはどうにも違和感が拭えない(ただ、こういう臆面の無さこそが詩人の条件なのかも)。

なんなら、オーキッドの聡明さをきちんと理解して友情の為には身体を張る事も厭わないキョンの方がよっぽど良い男なのに、と思ってしまった。
しゅう

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