クリップしてから皆さんのTLでレビューを読む度に早く観たいと思っていてなぜかこんなにも遅くなってしまった。
第７５回アカデミー賞の作品賞・美術賞・音響賞をはじめ数々の受賞をされているあまりにも有名な作品。
キャッチコピーは
"この街では、銃弾一発で有名になれる"
まさにその通りでした！
1920年代のアメリカでスターを夢見るロキシー（レネィ・ゼルウィガー）は、クラブに売り込むと言われながら騙されたことに逆上して口論の上浮気相手を撃ち殺してしまう。
一方、刑務所で知り合ったヴェルマ（キャサリン・ゼタ・ジョーンズ）は自身の夫と浮気していた妹の２人を殺して収監されていた。
殺人を利用しスターダムにのし上がっていくふたりの女たちの逞しく、したたかな生き様を描いたエンターテイメントなミュージカル映画でした。
対照的なタイプの二人の主演女優がはっきりしていてるし、気持ちの良いテンポで重くてブラックなはずの殺人というテーマを現実と舞台を交互に織り交ぜながらミュージカルにのせて楽しく魅せてくれる。
殺人犯罪を犯しているのに敏腕色男弁護士のビリー（リチャード・ギア）の手腕によってあっという間にロキシーはスターダムに上り詰める過程がとっも楽しかった♡
特に、
"We Both Reached For The Gun"
ビリーとともに悲劇のヒロインとしてマスコミの前に姿を見せるロキシー。
ロキシーがビリーの"操り人形"みたいに目を見開き口をパクパクと腹話術人形のように動かすレニーの動きは必見ですよ✨
ビリー（リチャード・ギア）のダンスも初めて観ましたけどとってもグッドジョブ！もちろん、役もハマってました💕
イケオジ、リストにランクイン😍
もうひとつ、
"Cell Block Tango"
監獄の女囚たちが鉄格子をポール代わりしながら踊るのだけど同性から見てもカッコいいし、セクシー！大迫力！
全く飽きることのない展開に爽快なミュージック！
なにより、収監された殺人犯をコミカルでスタイリッシュに描写してるところがオススメかな。
そして何と言ってもラストシーンのセクシーでカッコいいダンスは必見ですよ！
ミュージカル映画好きでなくても一見の価値ありでした✨
