法で裁けない殺人犯人に鉄槌を下す。その思いに動かされた町の人達が 殺人犯をどう追い詰めるのか。
ある日、突然行方不明になった歌手の卵の町の人気娘の佐織が、3年後に遺体となって発見される。
容疑者は15年前に草薙（北村一輝）が担当した少女殺害事件で完黙で無罪となった男。
だが完黙で今回も証拠不十分で釈放されたあげく、白昼堂々と遺族たちの目の前に現れ、遺族、知人、周囲の人を巻き込み憎悪が増していく…
容疑者は沙織をかわいがった町の人たち。悲しみにくれる復讐者たちの渾身のトリックが始まる…
今回も、湯川、草薙、内海薫が安定の演技！
湯川教授と薫の掛け合いも健在で楽しめるし、特に今回は、草薙（北村一輝）の見せる苦悩の表情がよかった。
沙織のお父さん役の飯尾が予想以上に好演だったと思う。娘を思う気持ちがとっても伝わってきたました。
ただ、パレードのシーンとかちょっと長すぎてダレてしまっかな…😩
でも、湯川教授が前作以上に温情的で優しく感じられて好きでした。
まさに、沙織に関わる町の人々の"沈黙"によって草薙、湯川教授、内海もが翻弄されるんです。
タイトル通り秀逸な"沈黙のパレード"でした！
個人的には、「容疑者Xの献身」には及ばす、結末もモヤッとしたのでこの評価にしておきます。
