率直な感想としては、これはどちらかというと舞台で観たい作品だと思いました。もちろんそれぞれのシーンの完成度は高いのですが、より臨場感があったほうが楽しめるんだろうなと。
ストーリーというよりミュージカルシーンを楽しむ映画です。女囚人達の「Cell Block Tango」はセクシーでワイルド。殺人者なのに完全に開き直ってるかんじが良いです。キャサリン・ゼタ=ジョーンズが美しすぎます。
登場人物のクズっぷりが、いっそ清々しい。誰も好きになれないから、ピンチになっても心乱れることなくサラッと楽しめます。笑