死刑にいたる病のきよのレビュー・感想・評価

阿部サダヲの演技は悪くないんだけど、キャラクターに微妙に人間味が残っていて、サイコパスとして物足りない。拷問とかグロい描写が多いので、余計違和感ある。

あと、序盤から明らかに洗脳してるかんじが出過ぎてて、意外な展開だったとしてもインパクトに欠ける。人物としての怖さもこのバレバレマインドコントロールで半減した気がする。

社会派寄りであれば、展開の意外性とかはあまり重要ではない気がするけど、そうは成りきれてないし目指してもいないと思うので、何となく中途半端な印象。