このレビューはネタバレを含みます
時代との戦いを描いていて今までの007シリーズと雰囲気もダークで異なり、非常に楽しむことができた。(カジノロワイヤル以降からしか見ていないが。)
ボンドは加齢や新たな世代との戦い
Mは過去に追われる
MI6は時代により存在意義を問い直される
最後の舞台にボンドの故郷を使う
ハッキングや無線、指紋認証式のピストルと対比される使い慣れたカミソリのシーンやラストの猟銃やダイナマイト、昔ながらの罠
全てにおいて「時代」に一貫しているところが非常に好みの作品であった。
また、ボンド達が追われる立場なのは他作品とは大きく異なったポイントだったので、違うシリーズかのように見ることができた。
新時代とそれに負けないボンドの存在感が引き立っていた。