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デス・レース2000年のtakatoのレビュー・感想・評価

デス・レース2000年(1975年製作の映画)
4.1
 高橋ヨシキさん推薦の一本。たった79分しかない、B級映画の帝王ロジャーコーマンの代表作の一本。

 とにかく酷い(いい意味でも悪い意味でも)映画である。とにかく金がかかってない。もうギャグとして効果をあげているレベル。opだけでなく、背景の未来都市がモロに絵、出てくる車も子供が書いたみたいな幼稚でチープなデザイン。さらに、全米横断レースという話なのだが、その内容たるや轢き殺す程にポイントが入るという不謹慎さ。しかし、それを物凄いブラックジョークとして描いているのが凄い!。若き日のスタローンも出てるし、無意味なオッパイが出るし、爆発もある。なにより安さをむしろ魅力に転化するセンスがある。
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