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ニンジャ・アサシンのpikaのネタバレレビュー・内容・結末

ニンジャ・アサシン(2009年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

いやーー、、、なんとも多量の冷や汗をかく作品だったぜ。
忍者とか日本とか言っといてケイン・コスギのお父様以外韓国人であり、日本なのに全員ペラペラな英語を喋る酸味溢れる味わい!
日本とか忍者とか無視しても現実の世界での出来事とするにはいささか問題が山積みな設定と、どっこにでもありふれてるストーリー展開に萎縮ぎみ。

それらをジックーーーリ、ゆっくーーーーりと染み渡るように深刻そうに魅せる演出に目眩が起きる。
特に最初の30分はとにかく地獄で3度のインターバルを置き3日に分けてようやく鑑賞。
何が辛いって主人公雷蔵の背景を描くための過去の修行シーンがものすっごく長く感じる。

18禁のグロシーンは意外と爽快で気にならないが、アクションシーンを美しく映そうとするためにやたら陰影やらスローモーションやら画面映えするような演出が小賢しい。

さらには丁寧に修行シーンを描いた割りにはクライマックスでの雷蔵の強さに説得力がない。
対普通の人なら理解できるが、対同類軍団だと何故雷蔵が戦えるのか甚だ疑問。
まあそれでもケインのパパとの戦いはなかなか面白かったかな。
悟空がスーパーサイヤ人になるアレがもっと潔かったらいいのに、やけに伏線利用してハッピーエンドかいなっ!怒
別にいいけど。
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