私が最近見た映画229
「ニュー・シネマ・パラダイス」完全オリジナル版
これも「レオン」同様、完全版たるものがあるなんて今回初めて知りました。
前回見たことありますが、あれは劇場版でした。
シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。そこで青春時代を過ごした映画監督サルヴァトーレことトトが当時、慕っていた映写技師アルフレードの訃報を聞き、30年ぶりに故郷に帰ってくる…
劇場版とこちらの完全オリジナル版と好みが分かれるそうですが私はこっちの方が好きです。
でも初めて「ニューシネマパラダイス」をご覧になる方は是非劇場版から見ていただきたいです。
完全オリジナル版は51分新たなシーンが入っていて3時間近いので着地点を知ってないとただ長いだけになってしまう気がします。
確かにいるか疑問なシーンもありますが、でもこの描写があることで最後に繋がっていくので私はそれはそれでいいと思います。
あとすごいのは全編テーマ曲をふんだんに使っているところです。
普通ならこんだけ同じテーマが使われると飽きも来るのかもですがどんなシーンでもマッチしてしまうこの曲に驚きです。
トトの幼少期から青年、成人していく成長に自分が重なる方もいるのではないでしょうか。
王女と兵士の話も印象的でしたし、アルフレードがトトに残した形見も彼らしいものでした。
私的には☆☆☆☆.5かな。
