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海底軍艦のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

海底軍艦(1963年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは佐原健二平田昭彦小林哲子天本英世マンダの五人からなるきたるべき東映戦隊ヒーローもののサキガケ。旧来の東宝特撮テイストはアガキのようにみえる。でもそのアガキがよい。たしかにこの時期から円谷はあらゆるメディアあらゆるジャンルあらゆる特撮の可能性へとふみだしている。ただし戦隊ヒーロー設定は八犬伝のように。本ムウ帝国のように。宗教じみた反動思想ともいえる。一番ヤバいのは先の日帝のようにモダニズムと宗教思想が野合。屈折し絡み合っての汚し合っての相互侵略戦争への突入だ。本作はソレを問い直している。真の愛国精神とは何か。セカイがマサにイマ観直すべき作品。轟天は如何にも怪獣然と登場し潜水艦型ロボット怪獣。ゴジラでありモスラである。
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