鳥肉

新・座頭市物語の鳥肉のレビュー・感想・評価

新・座頭市物語(1963年製作の映画)
3.6
座頭市の初カラー作品。

剣の師匠と再会し、師匠の妹さんと相思相愛になりヤクザも辞めて刀も抜かないカタギになると市は決意する。
もちろん師匠が結婚など許すはずもなく武士の血筋にカタワの血を混ぜるのか、てめえなんか弟子でも何でもねえわと罵詈雑言を浴びせる。

市の本名?らしい名前がチラリと出てきたり、子供の頃は目が見えていたということや、女を金で買いまくってやることはやっている市の側面も知る事が出来る。

この師匠、凄い人なのかと思いきやろくなやつじゃなかった。師匠らしい技を見せてくれるのかと思ったらそれもなく勿体無い感じ。

市があまり杖をつかずに歩いていたり、お猪口に酒を注ぐ際の独特な動作がまだない。

ろうそくを斬る時のカメラワークがかっこいい。
鳥肉

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