う〜ん、レビュー評価が高かったので期待していたもののゴアだけ気合が入っただけの微妙なものでした。
ストーリーもペラくて女が隠された資料を周りに人がいないのに音読し始めるシーンとか漫画かよとツッコんだ。
ホラーとしても怖くないし挿入される全ての音楽のセンスが全く受け付けなくて無理〜ってなった。
後半は血まみれでテンション高めのノリが続く。せっかく良いゴアなのに厨二的なノリが始まってから冷めていく自分がいた。ああ、こういうのね…っていう。
これで改めて思ったけど『愛のむきだし』『地獄でなぜ悪い』など園子温みの過激描写に入ると登場人物達が盛り上がっちゃう厨ニっぽい「狂ってるでしょ?」系のものが無理なんだと分かった(冷たい熱帯魚だけは楽しめたけど)。
この監督の作品なんか観てたっけ?と見てみたら『骸-MUKURO-』があった。
なるほど合わないのも納得。
『骸-MUKURO-』の自分のレビューを見返したら同じような愚痴が書かれてあった。
ルチオ・フルチの地獄の門ばりの内臓ゲロがあったのでそこだけは見る価値あり、興奮しました。