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ターミネーター3のprocerのレビュー・感想・評価

ターミネーター3(2003年製作の映画)
2.8
 当時ものすごーく待ち焦がれていた作品。
今までの作品が素晴らしいだけに期待値は最大限に高まります。
監督もU-571で心を打ったジョナサン・モストウ。
きっと素晴らしい作品に!
結論からいいますと、私は性に合わない作りでした。
まさに未来の地獄に対する序章であり、台頭であるのだけど・・・
ラストも沢山の要素を踏まえたうえならと思いました。
この作品を描くにはちょっと時間が足りなかったのではないでしょうか?
あとは純粋にSFとして考えた上でも
ちょっとツッコミの要素が多すぎるのはどうかと思いました。
素晴らしい素材は沢山あったのですから。
とはいえ、ターミネーターシリーズ、
前作ではVFX黎明期といえる素晴らしい作りとなり
信じられない映像を作り上げる橋頭堡とも言うべき作品でしたので、
今回のアクション満載な作りは見事でした。
敢えて挑んだことは素晴らしい。
ストーリーも芯はいいと思います。
 でも、私は前にも言いましたが一本の作品として観た場合、
シリーズもので全体の評価として観た場合のそれぞれで作品の評価が
大きく変わるのは好きじゃありません。
あくまでも個人的な評価ですが・・・

ジョンが明らかにミスキャストでは?
冴えないオッサンにしかみえません。
ギャグが滑ってる。
新型ターミネーターが前ほど絶望感がない。
そして酷いバッドエンド。嗚呼・・
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