YasuhitoArai

メナースのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

メナース(1977年製作の映画)
3.8
アラン・コルノー監督作品。
イヴ・モンタン演じるトラック運転手のサヴァンの恋人のジュリーが、トラック会社社長でサヴァンに想いを寄せていたマリー・デュボア演じるドミニク殺人の容疑者にされてしまい・・・という話。

恋人の無実の容疑を、自分の容疑のようにするためにイヴ・モンタンが偽装工作していく。実際の真相とは違った、警察司法の真相究明の未熟さが浮き彫りになる。そこが悲劇の原因になり、またそこを利用してイヴ・モンタンが一計を案じる。警察に捕まえられようとする主人公は珍しい。
昼の場面であっても画面が暗い。

老いたイヴ・モンタンが渋い。後半カナダに逃亡してトラックを運転するのは『恐怖の報酬』を連想させる。トラックの爆発、終盤のトラックだらけのアクションシーンがすごい。前作『真夜中の刑事』に続いて、車がぺしゃんこに。