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零戦燃ゆのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

零戦燃ゆ(1984年製作の映画)
3.0
昭和14年。
横須賀海兵団に所属していた浜田(堤大二郎)と水島(橋爪淳)は厳しい訓練から逃げ出すつもりで基地外を歩いていた。
上官の下川(加山雄三)に見つかるが叱責される事も無く、完成したばかりの零戦を見せてもらう。
零戦に惚れ込んだ浜田と水島はそれぞれ航空兵と整備兵の道に進む事に。
そして昭和16年、日本は戦争を開始する・・・。

タイトルから分かる通り戦闘機“零戦”にクローズアップした戦争映画です。
舛田監督の『大日本帝国』がなかなか良かったので期待したんですけど…

零戦とアメリカの戦闘機の違いが戦争の勝敗を決めたってのは「なるほど!」とは思いました。
アメリカは搭乗員を守る為に強固な材質の戦闘機だったのに対し、日本は飛行力は抜群にしろ搭乗員の生命を守る作りではなかったという。
それによって日本は貴重なパイロットを亡くしまくったらしい。

そういった話は面白かったが主要登場人物3人の恋愛事情はありきたりでやや薄めな展開でしたね。

戦闘機の空中戦シーンは特撮がかっこよかった!
CGじゃない味がある映像だと思います。

しかし大物俳優さん達が結構クレジットされてますが早々に退場ばっかってのは意外でした(^_^;)