マッサージ屋

ワンドゥギのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

ワンドゥギ(2011年製作の映画)
3.0
身体に障害を持つ父親(パク・スヨン)と叔父(キム・ヨンジェ)と暮らす高校生のワンドゥク(ユ・アイン)。
貧しく勉強も出来ない落ちこぼれだが喧嘩だけは強い彼はとにかく担任教師のドンジュ(キム・ユンソク)が大嫌いだった。
隣のアパートに住むドンジュはワンドゥクの家が貧しい事をクラスメートの前でネタにしたり、配給された食料を勝手に食べたりとやりたい放題。
しかしある日ワンドゥクが会った事が無い実母を知ってると言うドンジュは・・・。

先日見た『ベテラン』で金持ちのバカ息子を演じたユ・アイン主演作品。
こちらは純粋な高校生役です(笑)

喧嘩は強いが不良でもなく、むしろ担任教師の方が酷い(笑)
聖人君子ではない先生で、とにかく言動がめちゃくちゃ。
そのテキトーな台詞が笑えます(笑)

そんないい加減な先生がワンドゥクをやけに世話するんです。
で、母親とのご対面までセッティングするという。
この母親との再会は感動しましたね。

濃いキャラクターが多く、ストーリーも色々組み合わさってるのは逆にもったいないかな。
そこそこな感動と笑いが詰まった作品って感じです。