けいたん

恋はデジャ・ブのけいたんのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
4.0
忙しかった日々も終わりやっとダラダラ主婦に戻れました。復帰作は何にしようか迷って気軽に見れるコメディにした。
デジャブ好きの私にフォロワーさんが紹介してくれた作品。

これは…タイトルが本当に悪い(笑)恋はデジャブって…違うでしょ!

2月2日を毎日繰り返すようになったフィル。この男がどうしようもなくクズで。
この能力をナンパや恋に利用したり、犯罪に利用したり、やけになったり絶望したり、とにかく周りを巻き込んでめちゃくちゃ。結局何をやっても2月2日の朝6時に戻る…果たして彼に2月3日はやってくるのか。

この映画は人として大事な事をふたつ教えてくれた。まずは前向きに生きる事。人間多かれ少なかれ同じような日々の繰り返し。そんな毎日をどう生きるのかで人生は変わる。ビールが残り半分、それをもう半分と思うのか、まだ半分と思うのか。深い。

そして、好きな人を振り向かせたいなら、自分を好きにさせるのではなく、好きになってもらえるような自分になる。フィルを見てそう思った。

嫌な男が少しずついい男になっていく、繰り返すデジャブを飽きさせる事なくうまく描いた映画でした。派手な作品ではないけど映画好きな人に愛される映画だと思う。