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無鉄砲大将のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

無鉄砲大将(1961年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

高校生の和田浩司が街のやくざと戦う話。監督は鈴木清順(清順っぽいケレン味のあるシーンは少なめ? それでもうまいと思うけど)。

和田浩司はアクションがうまくて、クライマックスで2人を同時に倒すところなんか最高。芦川いづみさんが素敵なのは言うまでもない。さらに佐川ミツオの歌。

脚本は松浦武郎、中西隆二のコンビで(中西隆二が主に書いてるのかも?)、松浦武郎の作品は、クセがあるけど面白いキャラクターがたくさん出てきて、いつも楽しい。ひどい目に遭ってばかりの野呂圭介、ライバル・葉山隆二は痛めつけられていても弱音は吐かず、いかにもかっこいい。

主人公のアルバイトはローラスケート場で女子と一緒に滑るというもの(本当にそういう仕事があったのだろうか?)。もう少し前の日活作品ではヤクザは地上げをしてるが、この作品では労働組合の書記長を殺している(時代)。
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