さとし

フェイス/オフのさとしのレビュー・感想・評価

フェイス/オフ(1997年製作の映画)
4.5
久々のリバイバルレビュー

これは正しくアクション映画の歴史に残る金字塔です。
20数年経った今もトラボルタとケイジの対決は目を引くものがありますね。何がすごいかと言うとジョン ウー監督がもし「男たちの挽歌」や「ハードボイルド」などの作品がヒットしなかったらこの作品はありません。さらにはもしも「ブロークン アロー」と「コン エアー」さらには「ザ ロック」がヒットしなければ、トラボルタとケイジのキャステイングもないですし、そして何よりもジョン ウーがアメリカに進出しなかったらマイケル ベイの「アルマゲドン」と「パールハーバー」更には「バッドボーイズ2バッド」はあんなに派手な作品にならなかったかもしれませんね。それほどまで影響力のある映画です。

とはいえ、今回はわりと弱点は見つけやすかったです。どのタイミングでスタントマンを使ってるのかやそもそもニコラス ケイジのキャスター トロイはなぜ神父の格好をしていたのかがいまだに解明されない謎です。その辺りはよくわかりませんでした。

アクションシーンは陸・海・空さらには地下でも展開して面白かったです。特にオープニングのチャーター機とヘリの追跡シーンが好きです。あともっと早くに奥さんが顔を交換してることに気づいてほしかったというレビューがありましたが、私は豪華な夕食のシーンあたりで気づいていたと思いますよ。確証は無かっただけで・・・。

もう今回も物語に引き込まれました。
また、見たい作品です。
さとし

さとし