「超前向きなジム・キャリーに笑って、少し前向きになれるヒューマンドラマ」
なかなかよくできたコメディであり、いい感じの恋愛映画でもありました。
何をやるにもネガティブでNOばかりのダニー(ジム・キャリー)が自己啓発セミナーに参加した事をきっかけに何をイエスと答える事にそこから様々な出来事を引き起こしていくというストーリー。
全面的にコメディなのかなとも思っておりましたが、意外にも恋愛要素のあるヒューマンドラマとしても良い映画でした。そしてヒロイン役のズーイー・デシャネルがとても可愛い。どこかで観たなと思ったら500日のサマーの子でしたね。そりゃ可愛いわ。でもあっちは魔性なのでこっちの役柄の方が好きです。
コメディがベースにあるので「イエス」という縛りを設けてからの展開はいかに面白い設定をもってくるかというもはや大喜利のように楽しめました。大げさくらいのが笑えてちょうどいいです。でも小さなイエスのエピソードもいい伏線になっているという脚本の気持ち良さ。
私も含めほとんどの人が変わる前のダニーと同じような消極的な選択をする方が多いのではないかと思います。でも映画のダニーを通して、彼程ではないにせよ、迷った時には「イエス」と答えて、一歩踏み出してようかなと前向きな気持ちになれるとてもハッピーな映画でした。
明るい気持ちになりたい時におススメです。