アメリカン・サイコのギョプサルサムのレビュー・感想・評価

クリスチャン・ベールの怪演あってこその映画だった。

80年代後半バブル期の金融街の人間模様をこれでもかとシニカルに見せていて、さらに主人公の精神と社会風刺を上手く絡めてひとつの映画作品にしていたのがすごい。しかもサイコロジカルホラーというジャンルの中で。
(エリート達のマウント合戦を思い返すと、これはコメディなのかも。)

とにかくクリスチャン・ベールが怖くて素晴らしい演技をたくさんみせてくれたので、評価上げた。
観終わって、これが「アメリカンサイコ」かと思うと恐ろしい。