ギョプサルサム

もしも君に恋したら。のギョプサルサムのレビュー・感想・評価

もしも君に恋したら。(2013年製作の映画)
3.0
わからない。

とても可愛らしい作品で決して嫌いではないし、むしろ「ダニエル・ラドクリフのラブコメ」が観れただけで満足なのに、「アダム・ドライバーが友達役」という大きなおまけまで付いてくるんだから。

だけど誰にも感情移入ができない。

色んな意見があると思うが、1番ベンがまともというか、普通と感じた。(何が普通かもわからないが、自分の価値観と1番合う。)
あそこでウォレスを殴ったということは、シャントリーとの仲を疑ったということだから、ちゃんとシャントリーを愛していたことになるし、そりゃ彼女の仲良い男友達なら心配なはず。

1番謎なのがシャントリーだった。自分は女だが、たまに欧米圏の恋愛物観てて、友達と彼氏との線引き問題に関して本当に理解できないことが多々ある。
シャントリー、試着室や湖のシーンで自分のウォレスへの気持ちに気付いていたような表情してなかった?ウォレスの気持ちもわかってなかったの?バカなの?
だからもうウォレスが不憫で不憫で、泣けた。素直に告白したのに、この女がわけわからなくて。

ストーリーはそんな感じであまり納得はいかなかったが、全体の可愛らしい雰囲気と、登場人物の会話が楽しくて、そこは素直に面白かった。俳優さんたちの力ってすごい。こういうところで発揮されるのか。

ただもう一個少しだけ気になるのが、カナダのトロントを舞台にしているのにも関わらず、白人ばかりが登場していることに違和感。だったらもっとカナダ出身の俳優さんを登場させてほしかったかな。
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