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どろ沼
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『どろ沼』に投稿された感想・評価

lemmon
4.2
罪を着せられた男が出所。
復讐を誓ったはずが、、、。

脳裏に焼き付く裏切り。
しかしながら、人としての温もりが残る主人公。
複雑な心情をジョンミルズが素晴らしく体現。
悔しい、でも、そうして何になるのか。
目の前に倒れた奴を救い上げ、水を飲ませる。
あ〜鬼ではなくこいつは人間だとわかる。

嬉しくなるのは、主人公には優しいひと(女)の存在が🥺。
後悔の念に苛まれるひと(女)もいる。

複雑な人間ドラマの中にささやかなミステリー。
目の前にはいるはずのない男の存在😱。


見捨てられたかのような男。
ただ彼にはささやかながら味方が。。。
粘りつく記憶は消せないだろうが、
未来に向け、この男に幸あれと思えた。

なかなか染み渡る作品。
ロバートハーメル監督👏。
鑑賞できる作品が少なく残念🥺。
他の作品も観てみたい。
こぅ
3.8
ジャケ写掲載依頼→不可。

「残酷な人なのね」
「何故俺に優しさを求める?」
「愛してるから」
「迷惑だ」
「私じゃ物足りないでしょうけど、あなたを愛してる、そばにおいて」
「ダメだ」

個人的にハズレが無い、ロバート・ハーメル監督による、遺作【ブリティッシュ・ノワール】。


12年前、ある船で起こった殺人事件で冤罪となったフィリップ(ジョン・ミルズ)が出所した。
自分を陥れた人間へ報復しようとする…。


冒頭、駅から出て来る出所したフィリップを刑事がマークする。
そして、廃船に勝手に住み込もうとするところを持ち主のオッチャンに見つかるのだが、これが中々良い 世話焼きオッチャン で、ホッとする。
序盤で、12年前の事件の 濡れ衣 が回想される。

簡潔でテンポ良い脚本だが、シークエンスの切り替わりが忙しい。

復讐と言っても、丸腰フィリップの元々悪人では無い優しい性格上、恨みのある人間を追い詰めても結局、◯情にはなれない、、
そんなフィリップの素性をカフェ定員、イルゼが見抜いた後、恋を通して、人間味を取り戻す過程で見せている。

クライマックスでは、その優しさが 仇 となって、、追われる。
原題とは違う邦題の意味はここで判明する。
このキャラならでスカッ!と 法廷劇 で決着する脚本に仕上げても良かった気はしたが、地味を避けたのであろうか⁈


フィリップ絶対絶命の中、ある男がスカッ!と美味しいところ持って行くな〜
ヤる時はヤる系の男で決着‼︎

編集は、カットバックを用い、
撮影は、ロングショットが印象的だが、夜間のショットは、ライティング不足気味か。

イギリスというお国柄か⁈【恐怖の岬/ケープ・フィアー】とは対極にあたる、どこか優しさを感じるノワール。
ロバート・ハーメル監督     コズミックピクチャーズ     Amazonprime



2025年公開映画/2025年に観た映画   目標52/120   17/53


あまり懐古厨にはなりたくないものですが、何と言っても甘美な美しさはありますね。


1952年の映画。SNSでどなたかがオススメしていたので観たのですが、素晴らしかったです。


駅の雑踏の中を歩く男を追跡する男。追跡していた男は電話で、ラウザーに報告をします。「デイビッドソンがケイトに向かいます」と。そして・・・というのが冒頭です。


いわゆるノワール映画と言って良いと思います。そして犯罪モノでもあるし、復讐モノでもあります。


非常に荒んだ状況に置かれている男の心情の移ろいが見事に描かれていて、ちょっとヒッチコックを思い出しました。でもヒッチコックの方が先に映画撮影しているので、影響されているのはこちらの作品かも。


観客は状況を神の視点で観ていくので、とてもスリリング。そしてシンプルながらも考え抜かれた脚本の良さがあります。時代が時代だけに、新聞記者、警察、浮浪者など、かなりの社会の形が今とは違うのですが、ホモサピエンスの利他性、これがはっきり善き事として描かれているのも特徴ですし、だからこその温かみを感じさせることに成功しています。


そして見事な円環構造。


タイトルのどろ沼、ですけれど、確かに遠い記憶みたいな直訳ではなく、暗喩として、現実とのどろ沼、舞台となる湿地、船を居住にしているどろ地の感覚は上手いと思います。


主演の4名も素晴らしかったですし、特に結構な立場に置かれる男の、うすうす感づいていた、という人、非常に上手いと思いました。この人を主人公にしても面白くなる気がします。葛藤という意味と仕事の使命感という意味で、凄く苦しい。


それと新聞記者役の人、凄くイイ。


ぜんぜん知らなかった監督ですし、全然名前も聞いた事無かった作品、それでもここまで面白く完成度高く、役者もテンポも良くて、描写も演出もイイ。やはり古い映画の中にも、古典として生き残っている作品はありますし、そういう作品を知れるのは嬉しいですね。


モノクロムービーに抵抗が無く、90分でここまでの完成度、という作品を見て見たい方にオススメします。