このレビューはネタバレを含みます
ところどころ悪くはないのだが、ところどころ本気度に欠けている。ラストの"入れ替わり"は怖いのだから、それを際立たせるためにも中村ゆりの役はもっと振り切った方がいいのに!とか、呪怨フォーマットを利用して「さっき死んだ人がまた出てくる」(『パルプ・フィクション』)をやるのはナイスアイデアだけど、だったら加護亜依をちゃんと殺さないと!など、とにかく惜しい。
演出0.7
人間0.6
構成0.8
驚き0.7
趣味0.7
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象