Punisher田中

キル・ビル Vol.2のPunisher田中のネタバレレビュー・内容・結末

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

前作キルビルvol1の続編になる話だ。
vol1をまだ見ていないが、これから見たいという人にはネタバレが多少含まれているためこのレビューを見るのはお勧めできない。

あらすじは前回と変わらず、この作品は前後編となっているためこの作品は後編に位置付けられる。つまり、最後といっても過言ではない。
前作がアクション盛り盛りで復讐相手にもきちんと目を向けていたが、今回は一切そういう作品ではない。本当に淡々と殺すような話になっている。

結論から言うと微妙。それもすごく微妙。
ダリル・ハンナ扮するエルとブライドの一騎打ち以外にはあまり見所がない。ただ、これが本来のタランティーノ作品なんだろうなとは感じました。元からアクション映画をあまり撮っていない監督の為、前作は良く出来ていたが無理している感が見受けられた。だが、彼の作品によく盛り上げて盛り上げて下げる要素が出てきたため、これが本当に彼が撮りたかった映画なのかな?と考えながら2.3回課題とにらめっこしながら見ていた。

内容的には過去を若干掘り下げて復讐相手に復讐をして行く話で割と盛り上がるところは盛り上がったので楽しくみてはいられた。
カンフーアクションが好きなので鷹爪翻子拳が出てきたときはとてもワクワクしていたし、オリジナル技の五つのツボを正確に捉え、五歩歩くと体内で心臓が破裂する五点拳爆心拳をブライドが使うシーンは感動もんだった。

タランティーノ作品が好きな人にはオススメかも。