コミナミ

街のあかりのコミナミのレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
4.0
カウリスマキ作品に出てくる男は基本的に可哀想な目に遭うんだけど、今作の男は可哀想レベルがトップクラスでさすがに同情してしまった!しかし、「敗者三部作」の三作目にして1番どうしようもない主人公だったから不運に見舞われるのもしょうがないねと思ってしまったり。それでも不思議な愛おしさを感じてしまうのがさすがカウリスマキだなと思う!
ラストはほんの一筋の希望の光が差すような感じで良かったです。ハッピーエンドってことでいいのかな?

カウリスマキ作品常連のカティ・オウティネンもちょろっと出てきたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。

ヘルシンキたまにゴッサムシティ並みの治安の悪さになるけど、実際もあんな感じなんですかね?
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