あさと

HOUSE ハウスのあさとのレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
3.3
自主製作映画の先駆けとされ、CMディレクターとしても活動した大林宣彦監督のデビュー作。

前半は昭和の青春映画って感じで退屈だったけど、後半から急にエログロ要素が増えてホラーになった。といっても生々しさはなくポップでアーティスティックな感じだったのでそこまで怖さは感じなかった。後半のカオスな事柄に振り回される女性陣の瑞々しい感じがまた妙に調和していてよかった。棒気味の演技でさえ合っているように感じた。

やってることはホラーなのに笑っちゃうようなところや芸術性もあって、他とは一味違った映画だった。ホラー映画っていうよりカルト映画って呼んだ方がしっくりくるかもな。後半の映像はよかったけど、前半が昭和のダサさが出てて退屈だったしストーリーもそんなにだったのでこの評価になりました。
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