キングスマンでマシューヴォーン監督の独創的な作風にすっかり魅了されてからの本作。
これぞ本物のヒーロー映画！！！
とにかく“こんな映画が観たかった！”が沢山詰まってる。
全てにおいて非の打ち所がないし世の中にこんな比類のない素晴らしい映画があったということに驚き。
そして終始あの大好きなマシューヴォーンWORLDを満喫できて最高だった。
キングスマンと同様、色鮮やかな世界観とノリノリな音楽、大胆すぎる痛快アクション。
もうお腹いっぱい。
アメコミオタクの冴えない平凡男子、デイヴがヒーローを夢見て突拍子もないことを始め世間に騒がれる…というところから始まるストーリー。
割と単純で分かりやすい話なのに細かい人物描写と演出が凄く丁寧に作り込まれてて改めてこの監督の魅力に気づけた。
何もずば抜けた能力を持たない頼りないデイヴだけど、夢を夢で終わらない心意気とどんな相手でも立ち向かおうとする根性は人一倍あって、無意識に応援したくなる。
例え特殊な能力があったとしても正義感溢れる心を持っていてこそのヒーロー。
ヒーローとしての本質を突いてる気がする。
そしてなによりヒットガールことミンディの可愛さに脱帽…♡
天真爛漫な女の子でありながら異常なまでにサディスティックであんなナイフ裁きができる上にFワードも平気で言うというあのギャップにまた痺れる(笑)
一気にクロエちゃんの大ファン。
ニコラスケイジ演じるビッグダディもバットマン的な雰囲気で格好良かった。
マークストロングの悪役っぷりもいい。
スカッとする爽快感を味わいつつも親子愛、友情にはほろっとくるし明日からまた頑張ろうっていう勇気と自信を貰える。
いくら好きと言っても足りないくらい大好きな映画。
