きんぽうげ

スキャンダル 永遠なる帝国/永遠なる帝国のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

「我らの歪んだ英雄」という作品を、過去に見ている自分は、少し期待をしていたが、やはり、あの映画は原作の持つ力が大きかった事が分かったような気がした。とは言うものの、この作品にも原作があり、70万部も出たというから、時代背景とか、人物の関係を理解していたら、面白味は増したかもしれない。絶対的な権力を持っていた皇帝と、それに反発する派との争いが、文書の持つ力によって、されていたというのは、いかにも儒学の国柄というか、西洋にも、この映画のコピーどおり、中世においては、文書の持つ意味は大きかったのは「薔薇の名前」などからも伺えるが、いまひとつ文書の改ざんにしろ、それを廻る殺害にしろ、重みが無かったような気がする。
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