きんぽうげ

17歳の肖像のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

17歳の肖像(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

英国の優秀な17歳は、大人の世界を夢見ていた。ボーイフレンドはいるが、どうも幼すぎる。そんなある日、大人の男に引っ掛かってしまった。こんな世界があるのかと、常に驚きの連続である。どうも下心があるなという目で見てしまう僕らは、いつ化けの皮が剥がれるのかなと、妙な期待感を持って画面を眺めている。ところが、人の良いところを次から次へと映してゆき、期待感は薄れていく。そして、両親にまでも良い男性として扱われそうになった矢先に、妻子のある男であることが判明する。すると今度は年相応のものであれという世界から疎んじていたものの関係が逆転する。名誉回復のため、助けてくれた存在は一番地味であった担任の教師。
そうイギリス映画は途中、皮肉はきついものの、オックスフォード大学合格というハッピーエンドを用意する。よくできたストーリーだと思いました。
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