松竹大船撮影所50周年記念作品。
松竹系で公開された角川映画の『蒲田行進曲』は東映出身の深作監督によって東映撮影所で撮られた。なんじゃそりゃ。という事で、松竹の人間の手で松竹蒲田撮影所を撮らねばならぬ。と作られた作品。
監督仲間が集まってワイワイやってる場面が面白い。こうやって映画が作られてきたんだなぁ。
「男はつらいよ」チームかと思えば、「蒲田行進曲」チームもいるのね。いや、もうオールスター。ちょい役でもいろんな人が登場してきて楽しい。これを見るだけでも価値がある。まだみんな若い。
渥美清はやっぱり上手い。間が絶妙。有森也実がシンデレラ役だったけど、本人もこれで新人賞だったからちょうど良かったのかもね。彼女の成長を大御所俳優達が見守ってるかのようでした。
