婚約者をさらわれた青年の彼女奪還の追跡を描いた西部劇。
ロック・ハドソンが主演、ドナ・リードがヒロインを演じ、フィリップ・ケリー、ロバータ・ヘインズ、レオ・ゴードンらが共演。
ジェニファー(ドナ・リード)は、南北戦争の終結により戻ってきた婚約者のベン・ウォレン(ロック・ハドソン)と結婚式を挙げるために、テキサスから駅馬車でベンのもとにやって来る。待ちきれないベンは途中まで出迎えに来て、ともに駅馬車で挙式予定の町に向かう。しかし道中で強盗のスレイトン(フィリップ・ケリー)一味に襲われ、駅馬車が運んでいた金と共にジェニファーも連れ去られてしまう。ベンは仲間割れしたスレイトン一味のジェス(レオ・ゴードン)や、ストイトン一味に仲間や妹を殺された先住民を仲間に加え、スレイトン一味の後を追おう.....
主演のロック・ハドソンがハンサムで魅力的ですが、彼の見せ場がほとんど無く、西部劇にも関わらずクライマックスは銃撃戦ではなく取っ組み合い。
また早撃ちを得意とする相棒役のジェスの活躍シーンもほとんどない。
逆に先住民がピンチで決めてくれます。
一方、悪党のスレイトンとさらわれたジェニファーや彼の情婦との三角関係などがハラハラです。
ジェニファーのグリーンのスカートも印象的です。
もう少し主役を引き立たせる工夫が欲しかったです。
2023.7 NHK BSPで鑑賞(字幕:伊藤美穂)