いちじく

カラスの親指のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

カラスの親指(2012年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

闇金から借金してたので債権回収を手伝っていたらシングルマザーが自殺してしまった阿部寛。
それを機に警察に闇金組織を告発→逃亡生活にはいる。
村上ショージと詐欺師をしながら生活していたがボヤ騒ぎが起きて東京に逃げる。
成長したシングルマザーの娘達(のん+石原さとみ)に偶然出会い、家がないというので共同生活にはいる。
復活した闇金組織を騙して大金を奪うが全ては余命1年の村上ショージが仕組んだことであった。


詐欺師たちの疑似家族ドラマコメディでキャスティング含めテレビドラマっぽい。2時間40分とやたら長いがドラマ3本分と考えたら意外と見れちゃう?

全てをひっくり返すどんでん返し!ご都合主義に見えるのも全て計算付くの脚本だった!、、、みたいな終わりだけども、詐欺グループの金庫から大金を奪う流れが一番不自然な茶番劇っぽいのにこれは本当に騙したらしい。

娘焼き殺されたのにあの復讐劇じゃもの足りないと思うが、さほど亡き娘の事は引きずっていない阿部寛。
🐱を殺す嘘付くためだけに用意したのか?だいぶ酷いことしてる。同じ猫だと気付かないのも酷い。
説得力のある詐欺描写にしたいのか観客を騙してアッと言わせたいのかがぶれてる印象。
のんがぐれてたのは序盤だけ。

村上ショージ最後の見せ場は、物語に引っ掛かってたのもあってあんまし。
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