このレビューはネタバレを含みます
ついに観終わってしまった。長い旅だったが、今作も前作までと同様飽きずに鑑賞。
崖とか溶岩とか洞穴にずっといるので、絵面がどうしても地味になるはずなのに、なんでこんなに背景が綺麗だったのか。
特に好きな展開が、アラゴルン率いる軍勢VSモルドール軍勢。
ローハンの王の激、めちゃかっこよかったなぁ。絶対的に不利なのに向かっていくんだもの。怖くない訳がない。それに比べゴンドールの王、お前は何なの?改心するかと思いきや最期までクソでした。まあ、人間善人ばかりじゃないしこういう人物がいてもおかしくはないんだけどね。ファラミアが可哀想になったわ。
アラゴルンは相変わらずの心の強さ(戦闘も強い)を見せてくれたし、レゴラスとギムリの倒した敵の数争いもちゃんと続行されていた(笑)。
人間側、凄かったとしか言えない。
一方、フロドとサムとゴラムの旅は観ていて不安としか言えなかった。二重人格が完全に悪の方に乗っ取られたゴラムという不安材料を抱え、指輪を捨てる道を往く3人。
フロドが限界なのも伝わってくるし、ゴラムに引っ掻き回されてもう滅茶苦茶よ。サム目線になってしまうので、歯がゆくてしょうがない。私だったらもう家帰ってた。
でもサムは超イケメン(心が)なのでね、そんなフロドを優しく許してくれるんだよね…。
結果的にゴラムがいなかったら指輪も捨てられなかったんだなと思うと、「どんな者にも何かしらの役割がある」と言ったガンダルフの言葉がいきてくる。
ラストの目ん玉(サウロン)が崩れ落ちてくシーンはざまあみろだったが、サルマンてどうなったんだっけ?どさくさに紛れて消えてることを祈る!