このつまらなさは、中々人に伝わらない。公開当時観に行って、いゃ〜才能って無くなるんだなぁと。篠田正浩は、当時Hi-Viでホームシアターに絡めて映画評を書いていて、「ブレイブハート」での戦闘シーンの凄さを戦国時代に例えて書いていて、ここまで分かっているなら、物凄い戦国絵巻撮れるんじゃないかと劇場へ。つくづく頭でわかっていても実現できない代表的な作品ですね。とにかくCGへの過大な期待と表現の稚拙さ、そして面白くなりそうになると刹那的になり引きまくる。女優陣もたいしてエロチックでもなくエンタメにはほど遠い。フジサンケイグループ映画だったのでメディアをフルに使いヒットの体裁をとった記憶がありますね。