髙田由美

シティ・オブ・エンジェルの髙田由美のレビュー・感想・評価

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)
2.7
『ベルリン・天使の詩』のリメイクってことだけど、設定を拝借しただけで別物。
本家が好きすぎるので、どうにも薄っぺらく感じてイマイチ。そして想定外のラスト。なんだかなぁ…。

そもそもニコラス・ケイジがミスキャストなのだ(あくまで私見)。職も常識もないピュアなだけが取り柄とも言える天使あがりに惚れるためには、もっと美しい男でいてくれなくては。本家の方もおっさん天使ではあったけど、もっと品があったぞ。

で、また異様にしつこいニコラス・ケイジのシャワーシーン。そこそんなに尺を取るか?

ヘミングウェイの「移動祝祭日」が好きなので、そこはちょっと嬉しかった。
髙田由美

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