DVDでイギリス映画『顔のない悪魔』を鑑賞しました。1958年作ですが、日本では公開されなかったらしいです。
深層心理が現実化して生み出されるモンスターが登場するのですが、これがまたすごいデザインです。脊髄と神経を引きずった人間の脳に触角が二本突き出ています、気持ち悪い。それが尺取虫のように這ったり、ピョンピョン跳ねたりします。もはや、SFというよりは悪趣味ホラーです。
深層心理の怪物なので『禁断の惑星』のイドの怪物のように武器が効かないかと思いきや、ピストルであっけなく退治できます。しかし、人の心が生み出す怪物なので無尽蔵なわけで、とにかく数が多いです。
ヒロインは可愛く、シャワーシーンもあってそれなりに観客サービスしているところが嬉しかったです。
2017.5.7