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ディパーテッドのkouseiのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
4.4
香港の「インファナル・アフェア」をスコセッシ監督がリメイク。

元となる「インファナル・アフェア」が面白いので、リメイクである「ディパーテッド」も面白くないわけがない!
作り込まれた脚本、豪華俳優の共演、スコセッシ監督の手法、全て噛み合っています。

「インファナル・アフェア」と比べて、全体的にポップに感じました。
ポップな娯楽性を備えながらも、悲劇的で哀愁漂うエンディングは堪りません!

レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンは役にピッタリ。
暗い過去を抱えたキャラであり、鑑賞者の同情を上手く引き出すディカプリオ。
いつも優しい役をしているイメージだが、本作は警察に潜入したマフィアを演じ、新たな一面を魅せてくれたデイモン。
さらに、マーク・ウォールバーグもいい仕事していましたね!
ラストの展開も個人的には好き。

対比される二人の人生。
想像出来ない二面性を持ち合わせた二人は、まるでコインの表と裏の様。
翻弄された彼らの運命がやがて混じり合う時、一体何が起こるのか。

まだ観てない方はぜひ!
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