明石です

気狂いピエロの明石ですのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
4.3
殺人を犯したカップルの洒脱でロマンチックな逃避行。「島へ逃げてどうするの?」「ただ生きるだけだ」「そんなのつまんないわ」「それが人生さ」てな感じの良慣れた会話が終始続き、ええ映画や、としみじみ思いながら鑑賞。意志が強く奔放なヒロインを演じるアンナ・カリーナがとてもとても魅力的で、ゴダールがこの女性の何に惹かれ、何をもって自身のミューズとしたのかがなんとなく伺える気がした。女だって人は殺せる。胸も太腿もあるけど殺せるの、って感じのニュアンスの台詞があって、私的にどストライク笑。

——好きな台詞
「あなたは言葉で語りかけ私は気持ちで見つめてる」
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