東朴幕院

許されざる者の東朴幕院のレビュー・感想・評価

許されざる者(1992年製作の映画)
4.9
初見時は、売春婦に暴行したカウボーイ一家とのガンファイトの銃声のリアルさ(リアルな気がしただけかも)や撃たれたものの痛がり様が印象に残り、誰もが『許されざる者』だというメッセージに感銘を受けた。
再見前にネット情報や町山氏の解説を聴くと改めて本作品(脚本)が西部劇にトドメを刺すものであったかが分かった。今まで観ていた西部劇のメタファーとしてのリチャード・ハリスを描きが非常にシニカル。
この脚本がイーストウッド爺に渡ったのが奇跡的な幸運だったのだろうと感じた。傑作。
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