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悪魔が来りて笛を吹くのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)
3.0
昭和22年。銀座の宝石店で店員らを毒殺した上に宝石を奪われるという事件が起きた。
椿英輔(仲谷昇)子爵が犯人に似ているという事で取り調べを受けるがアリバイがあった為釈放された。
椿子爵は娘(斉藤とも子)に遺書を残し失踪し2ヶ月後に自殺しているのを発見された。
ところが椿子爵が生きているという目撃証言があり、怯えた子爵の妻(鰐淵晴子)は砂占いで椿子爵失踪の真相を探る事にする。
依頼を受けた金田一耕助(西田敏行)もその占いを見る為に参加するが・・・。

原作はかなり昔に読みました。
この作品も遥か昔の私が小学生の頃にに地上波で見たはずですがほとんど記憶にない。
やっぱあっちの“金田一耕助”シリーズの方がインパクトあったしね。

コレは絵面的には地味なんですが、“ザ・横溝正史”的な血縁、近親相姦など人物相関がぐちゃぐちゃなんですよね。
原作ではそれが面白かったんですけど、映画になるとただ単にややこしい印象。

西田敏行の金田一耕助ってのもコミカルで良かったですが、やっぱ石坂浩二が勝っちゃうのは止むを得ず…です。