ことのは

ウェイキング・ライフのことのはのレビュー・感想・評価

ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)
3.5
【5分でブッ飛ぶ“視覚のドラッグ”ムービー!】

夢か現実か哲学的なのか空虚なのか、実写にデジタルペインティングされた、リアルと虚構の境界線を行き来する映画。

随分前に中古DVDを買ったまま、観てなかったのを思い出して鑑賞。

学生の頃、ワンルームのアパートに友だちで集まって、

生きるってなんだろう?
人生ってなんだろう?
本当の自分は?
未来はどうなってると思う?
人間は進化したらどうなる?

みたいな、その当時なんて哲学的なんだ!、他の学生とは違う、気づいてしまった!、だからちょっと上だな、みたいな訳の分からない感覚(読まれた方も分からないかもしれないけど)を、一旦撮影した映像にデジタルペインティング(映像の上から色を塗ったりエフェクトをかけたり)した掴みどころのないふわふわした映像で、観ていると頭の中がトリップしてタイトル通り、『ウェイキング・ライフ』=目覚めれるんじゃないかと思わせる映画・映像表現だった。

映画というより、長いインスタレーションを観て覚醒を促されるような不思議な映像だった。

これ、確かAmazonか楽天で¥200〜300で買った気がする。
また、何かの折に観て目覚めのきっかけにしよう。
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