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「ウェイキング・ライフ」に投稿された感想・評価

とと

ととの感想・評価

3.9
様々な目線から語られた哲学の旅。
生きる意味や在り方、存在、価値、無限の可能性や絶望を与え、交差し、哲学する。


・生きるための言語は単純
言語は形式、
シンボルであって生命ではない。
人間が感じることの多くは漠然としていて言葉では表せない。


・人間の進化
生命→人→人類→集団=個のプロセスに集約していく
個人が倍増され、個人的存在が増殖し、個にとってもはら時や場所の制限がなくなる。更なる進化の始まりとは、集団や環境に左右されなくなり、意識を持つこと。

・肉体と記憶
魂の輪廻=集合的記憶の詩的表現
新しく生まれた魂は、10億年の種の記憶が刻まれている。こうして、本能が受け継がれている。

・自由と決断
人間=炭素と水分の複合体で物理的存在。つまり自由意志の入る余地はない。
人間は尊厳のある特別な存在だ、という考えは根本から脅威にさらされる。
決断=全てのプロセスは化学や物理の法則に行われている。
人間の歴史は物理法則に従った粒子の反応。

・権力=非人間
プロパガンダ、支配のシステムに立ち向かう時代に入った。
欲望・憎しみ・妬み・不安、これらは人間を支配させる要素。
奴隷から人間として立ち上がるべき。

・心
人間の本質はマインドであり、統制力と表現力を備えている。
あらゆる多様性が古い心の在り方を難しくしている。
偉大な心は、人間本来の主観性を得られる。

脳がオーバーヒートしそうなのでこの辺で観るのやめた。。
シーンごとに変わるテーマとアートスティックなタッチに酔いしれながら、語りあいたくなる作品だった。
haruka

harukaの感想・評価

4.0
今まで観たり、感じたことのない不思議な作品

アニメーションなのに実写に近い感覚(実写をトレースしたロトスコープという手法らしい)なので動きも自然だし、実写で表せない揺れや場面転換などがとても効果的に使われてる

全編通して流れるTosca Tango Orchestraの音楽が心地よく、何度も意識を失いました

またこの感覚を味わいたいから繰り返し観ることになりそう
まつげ

まつげの感想・評価

3.6
めっちゃ刺さるとこと難し過ぎてさっぱり分からないとこが1:4くらいの比率だった

絵が毎秒面白いのに
字幕に全集中力を注がないと理解追いつかなくてもどかしい
頭疲れて4回くらいに分けて鑑了

ビフォアシリーズのふたりまたここでも輪廻について語ってた
同じ監督なんだね

また観る気がしている
Meg

Megの感想・評価

4.1
夢現で睡魔と戦いながら観て正解だった気がする。観終わった今、"突き詰めれば自分がどこで何をしているのかは分からない"という疑念の存在に想いを馳せてしまう。

デジタルペインティングを使った映画は多分初めて観たけど、この映画ではその手法でしか表現できないものが表現されているのがとても良かった。

夢の中の夢の中の夢の中の夢の中の夢、みたいなテーマはシミュラークル論関連の話でよく言われるところなのだけど今作はその哲学的な観点について真正面から向き合っている。それは私が普段から考えていることに近くて、私という人間を映画にしたらこれになるのでは?とまで思う程だった。観ててその意識の言語化作業に共感していた。

今自分は夢を見ているのか?その夢は本当に自分の夢?寝る、起きるという生理現象はどうコントロールしている?そもそも自分が生きているという証明は何処にある?現実の定義とは?という感じで様々な思想家の意見を交えながら"今、ここ"に疑念を植え付ける話は延々と続く。
イーサンホークの話と、最後のリンクレイター本人が語り出す話、特に面白かったな。
claire

claireの感想・評価

4.0
ごめんなさい、ビフォアシリーズを崇拝する身として、やっぱりリンクレイターこんなどうでもいいことをぐだぐだ考えているのかと親近感を感じ得ずにはいられないのです。
Kamesuke

Kamesukeの感想・評価

4.2
リチャード・リンクレイター監督の哲学的な思考・夢想をロトスコープアニメで徹底的に語りこき下ろす実験映画。

たくさんの人が出てきて延々と「夢と人生」について語る、それだけの映画といえば語弊があるかもしれんが本当にそれだけ。

観ているうちにもはや何を喋っているのか言葉の洪水に理解できなくなって、独特な浮遊感にいつの間にか睡魔が襲ってきてこっちまで夢を見てる始末。なので何度も何度も観て味わってその意味を深めて体験する映画といいますか。

本作の中盤で同監督作『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』のイーサン・ホークとジュリー・デルピー演じるジェシーとセリーヌが出てくるんだけど、興味深いのは続編『ビフォア・サンセット』とはパラレルな展開になってるところ(どうも本作がきっかけで『ビフォア・サンセット』が作られたとか)。
話してる内容が『ビフォア・サンライズ』の冒頭に出てきた老夫婦について語るシーンで、ひいては後の『ビフォア・ミッドナイト』とも呼応してくるのでビフォア三部作のファンの方は必見かと。

夢と現実の狭間にある世界を描くためにロトスコープで表現する手法は『スキャナーダークリー』でもやってたけど、本作はもっとラフなタッチで映像の中へ浮遊する感覚がとても心地良い。

とにかく何回も観返したくなる映画で個人的に好きな一本。
y

yの感想・評価

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夢は運命。
実写をトレースしたアニメーションで初めて見る浮遊感。ずっとくらくらトリップしてるみたい。いつものリンクレーター作品同様、ずーっと喋っている映画だが、アニメーション化されることでより会話が、夢と現実の曖昧さが象徴的。ビファアシリーズの二人も出てた。
色んなアニメーターが色んなタッチで描いていて、観てるだけで楽しいから、気付くと字幕を読んでなかった。レンタルで一回みただけじゃ、全然わからないなー。トイレにモニターを飾って無限ループしておきたい。
マイフェバリット
スルメイカのように
見れば見るほど味わい深い
哲学思考・懐疑主義の羅列、オンパレード、オムニバス、ロードムービー
眠たいなか観たのが失敗
DVDがあるのでまた見返したい。
ザ

ザの感想・評価

3.9
永遠の疑問・終わらない議論。。
韻踏めたじゃん。無限に考えてもわからない、死とは夢とは。見入ってしまった
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