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アメイジング・スパイダーマンのkouseiのレビュー・感想・評価

3.3
アメージングスパイダーマンの誕生を描いた第一作目。

ライミ版と比べてしまうと、本作はどこか地味な印象を持ちました。2002年と比べても、映像技術は進化し、一枚一枚の画は派手さを感じます…しかし、ヴィラン、正体明かし、キャラクターの人間関係の薄さ、全体的にどこかパっとしない。
特にピーター周り、ヴィラン周りの人間関係の薄さが、凄く残念に感じる。

ライミ版では、新聞社編集長のJ・Kシモンズを始めとして、ユーモアあふれるキャラクターが多かったですが、本作はあまりいない。
冒頭のピーターのクズ行動も受けつけない。
おかげで、ピーター・パーカーを好きになるのに、時間がかかりました。

蜘蛛に噛まれた後の力を抑えきれていないシーンや、図書館での戦いなど、良い箇所は所々ありましたが、最終的には微妙。
ラストの約束のくだりは良かったけども!
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